ENo.15 小鳥遊の日誌 - 四本目の剣(4thSword)

小鳥遊さんは思った「これ……思ってたルールと違う！　こんなので勝てるわけない……」

小鳥遊さんは眠らない剣士だ。
ほかの人が眠っている間も彼女だけは薄眼を開けている。
人間の最も無防備な瞬間を衝こうというのだ。無事でいられるはずがない。

その代わり、日中はあんまり休息を取ってないので弱い。

場所はベイランド島の西、ルインランド大陸。

ギル「私が何をしたっていうんだ？　神々（あいつら）は何が気に食わないんだ？」

罪人であるギルにかけられた懸賞金は日に日に高くなる。

冥府の神ハデス「探せ。捕らえよ。生死は問わぬ」
ハデス「かの者は世界のルールを改変した。その罪、大地の全てより重く、海の裂け目よりも深い」
ハデス「あのプロメテウスですら、ここまでの罪は犯さなかった」
プロメテウス「呼んだ？」
ハデス「呼んでない」

ギル「うーん。思い当たることがありすぎて、全然さっぱりわからん」
ギル「全て斬り倒して進むぜ！」