ENo.8 闇の日誌 - 四本目の剣(4thSword)

(引き続いて、反省文めいた所感が記されているのみである)

　黒くて怪しい。
　不気味。

　長身。羽織りや長巻を髣髴とする衣装に、異様に長い襟巻を付けている。
　『決闘』には、四振りの曲剣を繰る。いずれも、身の丈を超す巨大剣。
　腰にも二振り程、片腕で扱える程度の曲剣を携えているが、こちらは護身用のようだ。
　湾曲した刀身を好むらしく、所有の剣は曲剣や曲刀に分類される形状をしている。

滅び行く神イリアス「ゲームが必要だった。定期更新ゲームのサンプルとしてのゲームが」
イリアス「いま、ハイパーリンクの扉は開かれ、Githubへと繋がっている……」
イリアス「新たなる定期ゲームが、未来には待っている……」

ギル「そこにお前はたどり着けないけどな」
イリアス「それでもいい……誰かが辿り着ければ……それで……」

最弱の神アルケー「イリアス弱いなー。最弱の神の座、譲ろうか？」
アルケー「ほら、ギル。勝者が得るもの、これは新しい定期更新ゲームの卵だよ」
ギル「イースターエッグか。興味がないな」
アルケー「そうかな？　君には見込みがあると思うんだけどね。それじゃあ、またどこかで！」

旋風が巻き起こり、神々は去っていく。残された剣士たち。滅びを背負ったルインランド大陸と世界は、それでも回っていく――。

四本目の剣　アルファ版　-fin-